32ページの絵本に音楽CDがついた作品。
ロシアの作曲家セルゲイ・プロコフィエフ(1891〜1953)作曲による子供のための交響的物語「ピーターと狼」のフランス語版です。(フランスでは少年の名前ピーターを、子供達に分かりやすいようになじみのあるピエールという名前に変更しています。)
フランス盤のオリジナルは1956年にリリースされ、以降50年にもわたって愛され続け、販売枚数100万枚を超えたロングセラー作品です。ロシア、アメリカ、そして日本でも親しまれているこのお話もフランス語で読むとまた違った雰囲気で楽しめるでしょう!
この組曲は、語り手によって物語りの筋が運ばれるようになっており、登場人物は軽やかにさえずる小鳥はフルート、忍び足で歩く猫はクラリネットと
. . . . オーケストラ特有の楽器が代表して受け持っています。子供が理解しやすいようにと、少ない人数でできるだけ効果があがるように書かれており、管楽器はホルンを除いて、全て一本で演奏されています。そこに色を添える語りは、あのフランス映画史上に燦然と輝き続ける正統派美男スタージェラール・フィリップによるもの。 |