MAMI CHAN BAND アルバムリリースによせて

 

 

 

 

 まみちゃんとの出合いは1994年Paris。大阪でバンドをやっていたころからの友人、カメラマンのYAMAちゃんから。”バンドいっしょ演ろうネ”と言っていたまみちゃん。1年後私がパリへ戻って来た時の変わりよう(良い意味で)はすごかった!
  とにかく彼女の作ったカセットはなかなかおもしろくて、クラシックの要素がオモチャと混ざったような、とてもピュアでパリっぽい映画音楽・・・。で、これをバンドで演りたいなんて、どうなんねん?!と思っていました。
  そのころ知り合ったというJunkoちゃんがとても気にって、旦那様のバンジャマン・バルー(ポポクラシックス/サラヴァ)と共にプロデュースするというところからトントン拍子に話しが進み、1996年1月に初ライヴ。その時のメンバーはチェロのバンサン、サックスのローロン、オモチャのJunko、ピアニカのまみ、私ドラムで、すごいパンクな(3曲だけ)なんじゃこりゃー?!という感じでしたが、その夏にはピエールバルーの別 荘にてレこーディング。その後バンサン脱退。1997年2月にMami Chan 1stリリース。それと同時期に新メンバーにギターのオリビエとウッドベースのアンヌを加えて、同レーベルのドラジビュス等と共にポポコロフランスツアー。その後、まみ、Junko、私のMami Chan トリオでゲイプライドにも参加したり、TVなどにも取り上げられるようになる。1998年シングルLove & beautsと同時期、Loyal Love 6 beautsツアー。
  着実にファンを増やしていくM.C.B.ではあるものの、プロデューサー、マネージャーとうまくいかずMami Chan はその年A.P.C.と契約。(Junko、ローロン脱退)アンドリューを招いて、2ndアルバムのレコーディングにかかる。同年12月に現メンバーの初ライヴ・・・。

  このころから確実にバンドとしてのサウンドを固める。 本格的に歌いはじめたまみちゃん、シャンソンフランセーズのアンヌ、こっけいなギターと低音ボーカルのミカ(作詞は彼の腕!)、ロックギターヒーローのオリビエ、マシーンジョークのアンドリュー、パンクのエミコ。まったく違うチャンルのミュージシャン達がいっしょになると、とても不思議なくらいピッタリするのは、みんなのエネルギーと、何よりもまみちゃんの作り出す音楽が大好きな6人集まってのものです。今では各メンバーがいろんなアイディアを持ってきて、音楽アレンジやステージ演出が作られていきます。スタジオでは笑いが絶えません。2000年3月にやっとMami Chan 2ndリリース。結局Mami ChanのソロとM.C.B.のサウンドは違うものだということで、今回待ちに待ったM.C.B. LIVEアルバムをFresh Airよりリリースすることになりました。この次はスタジオレコーディングできることを願って・・・。

 とにかくみんなで楽しんで聞いてもらえたらなぁー、と思います。そやけどコミックバンドちゃうでー!!

Fresh Air Co-producer兼 M.C.B.ドラマー EMIKO  

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